懐かしく、新しい。地域にやさしくなじんでいく街づくり「SATONOWA」 |
SDGsのターゲット
11.3 2030 年までに、包摂的かつ持続可能な都市化を促進し、すべての国々が参加する、包摂的かつ持続可能な人間居住計画・管理の能力を強化する。
11.a 各国・地域規模の開発計画の強化を通じて、経済、社会、環境面における都市部、都市周辺部 及び 農村部間の良好なつながりを支援する。
SDGsの取組内容
トータテがずっと向き合ってきたテーマは「この街の住まい。この街に住む人々の暮らし」。これからの時代に求められる風土や環境を活かし、寄り添う街づくりを目指しています。
弊社が街づくりを進める牛田早稲田という場所は、長い歳月をかけて地域固有の個性や文化が熟成された暮らしを感じる街であり、まるで人々にとってここがふるさとであるかのような雰囲気をまとっています。
そんな牛田早稲田の土地をトータテグループの一員である株式会社トータテ都市開発が取得させていただき、2016年、街づくりがスタートしました。ゼロからの街づくりではなく、この地域の特性を活かし、既に存在する空間資源や生活環境の価値を、歴史や自然環境も含めて再編集していくことをテーマとした街づくりです。
街づくりのデザインとしては、居住者が愛着を持って帰りたくなる住み良い環境となるように、開放的かつ採光性の高い宅地配置を取り入れています。街の至る所には「フットパス」と呼ばれる歩行者専用の遊歩道を設け、緑溢れる景観を実現しました。街の中心の「わせだ広場」に建つ「コミュニティハウス」は、キッチン設備を備え、サークル活動やイベントなどの開催により地域住民・学生・新しい住民など様々な人が交流できる場所としての役割を担います。また、広場を囲うように佇む賃貸住宅棟「SATONOWAテラス」は、外との繋がりを感じる開放的なプラン。アウトドアや趣味を思う存分楽しめる、個々人のライフスタイルに寄り添った多様な暮らしを叶えます。
この牛田早稲田の街づくりは弊社としても挑戦的な取り組みです。従来の「家を作って販売する」というプロセスで終わることなく、継続的に居住者の暮らしにも関わっていくことを目指しています。SDGsで掲げられている「11.住み続けられるまちづくりを」の一翼を担うことができ、経済・社会・環境面における発展へ貢献できるよう努めてまいります。
SDGsに取り組むためのポイント
地域社会で暮らしていく上で豊かなコミュニケーションは欠かせません。そこで、「フットパス」や「わせだ広場」、「コミュニティハウス」などの各ポイントが住人同士のつながりをより豊かにする仕掛けとして機能するよう計画されています。また、地域住民・学生・新しい住民など様々な人が交流できる場所「コミュニティハウス」建築には、近隣にある広島女学院大学の学生が設計に関わり、産学連携を含め牛田早稲田周辺の地域交流を象徴する場所となっています。
株式会社トータテホールディングス
広島市中区国泰寺町2丁目4番7号
082-258-1605