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分ければ資源、混ぜればごみ! みなさんが出したごみを、収集・運搬・仕分けし、コーヨー版のリサイクル循環を実現しています。 |
SDGsのターゲット
12.5 2030 年までに、廃棄物の発生防止、削減、再生利用及び 再利用により、廃棄物の発生を大幅に削減する。
17(オリジナル)グループ連携による資源循環の実現
SDGsの取組内容
2050年には魚より海洋ごみの量が多くなり,この海洋ごみの8割はペットボトルやレジ袋など街で発生したプラスチックごみだと言われています。これらのごみは世界中から海に流出していますが,日本からも多くの量を流出していることが分かっています。
弊社は,この街で発生するプラスチックごみを少しでも減少させるため,その再資源化に取り組んでいます。
再資源化にあたっては,まず,広島県・山口県・岡山県・兵庫県・大阪府の数か所の市町村から収集した容器包装に使用されたプラスチックごみ(パック容器、食品のトレイなど)を機械ラインに流し、機械や人の手を使って分別を行います。
分別されたプラスチックごみは,このあと,大きな水槽に投入され,比重差や遠心分離機を使用しての分離、熱乾燥などの工程を経て,最後はペレットと呼ばれる原料となり,それが日用雑貨、園芸資材、土木資材などの製品に生まれ変わります。
また,ペレットの生産には汚泥が発生してしまいますが,この汚泥も排水処置設備を用いて,有機肥料にリサイクルし,とうもろこしやジャガイモ,小松菜の栽培に役立てています。この取り組みはグループ会社を巻き込んで行い,パートナーシップにより資源循環を実現しています。
SDGsに取り組むためのポイント
レジ袋の有料化など、プラスチックごみ問題は人々の暮らしに身近なものとなってきています。また,ごみ処理の方法も,近年ではカーボンニュートラルの観点から,焼却からリサイクルへの動きが加速しています。
質の高いリサイクルを実施するためには,確実な分別が不可欠です。弊社が収集するごみには,金属片や,最近では,スマートフォンに使用されるリチウム電池などの異物が混在しているケースが多くなっており,それらが原因となった出火など危険が増えています。
ごみの分別のほか,例えば,納豆の容器などを少しでも洗って出すなど,ひと手間を加えていただき,「適切なゴミ出し」を行っていただくことが,リサイクルに繋がります。このごみの問題を,誰一人として例外ないものとして,広島県民一人ひとりへ情報発信していきたいと思います。
株式会社コーヨー
広島市安佐南区大町西1-20-11
090-7133-2411