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国際平和拠点ひろしま

東南アジア諸国連合(ASEAN)カオ・キム・ホン事務総長が湯﨑知事を表敬訪問しました

 令和6年5月21日(火)東南アジア諸国連合(ASEAN)カオ・キム・ホン事務総長が湯﨑知事を表敬訪問しました。

 カオ事務総長は、カンボジアの内戦などのご経験から平和の重要性を認識され、ASEAN諸国の大学生などを対象に「平和とは何か」という講義を実施しておられます。この度の来広は、「来日する際には是非広島を訪問し平和記念資料館などを見学したい」というご本人たってのご希望により実現しました。

 広島県内を訪問中には、広島大学にける講義やASEAN諸国出身留学生との交流会も実施されました。

 表敬訪問の中で、カオ事務総長は昨年5月に実施されたG7広島サミット(ASEAN諸国からはインドネシアのジョコ・ウィドド大統領とベトナムのファム・ミン・チン首相が参加)や、東南アジア非核兵器地帯条約について触れながら、国際平和の実現を目指す上での核兵器廃絶の必要性や平和記念資料館を視察した際の感想を述べられました。

 湯﨑知事は、広島県がフィリピンやカンボジアなどのASEAN諸国と連携し実施している平和の取組や支援について言及し、「日本政府だけではなく、広島県もASEAN諸国と様々な分野において連携や協力ができていることを嬉しく思います。」と述べました。

 歓談中は、平和の取組以外にも環境・エネルギー問題についてのそれぞれの取組や広島やASEAN諸国の地域の特徴などについて活発な意見交換が行われました。

 

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