広島県宗教連盟が表敬訪問しました
令和3年1月20日に,広島県宗教連盟が湯崎広島県知事を表敬訪問しました。
表敬概要
- 日 時:令和3年1月20日(水)14:00~14:15
- 場 所:広島県庁北館第一会議室
- 訪問者
広島県宗教連盟理事長 日本基督教団広島東部教会 月下 美孝 牧師
広島県宗教連盟副理事長 カトリック広島司教区教区長 白浜 満 司教
広島市仏教会会長 浄土真宗本願寺派 原田 真澄 法明寺住職
広島県宗教連盟理事 浄土真宗本願寺派 藤 哲哉 善福寺住職
広島県宗教連盟常任理事 神社庁 渡部 公彦 廣瀬神社 宮司
広島県宗教連盟理事 神社庁 池田 紘美 早稲田神社 宮司
⑦ 広島県宗教連盟主事 カトリック岩国教会 福田 誠二 主任司祭
一行を代表して,福田主事が『「核兵器禁止条約」発効にあたって』広島県宗教連盟の声明文を読み上げました。その後,月下広島県宗教連盟理事長から声明文を知事に手交しました。
月下理事長より,核のない世界を願って,毎年8月6日の朝には合同慰霊祭を,また,広島市・長崎市で交互に広島・長崎宗教者会議を毎年開催していること,さらに,発効を控えた核兵器禁止条約を世界の多くの人達と一緒に実現していきたいと願っている旨のお話がありました。
知事からは,「あの8月6日から,まさに広島市内の宗教施設,宗教者の皆様が分け隔てなく市民を勇気づけ,慰霊し,こうやって広島が復興してきたということに心から敬意と感謝を申し上げたい。またそういう中で核兵器禁止条約は,サーロー節子さんの言葉をお借りすれば,一筋の光であり,まだまだ光に届くまでの道のりは遠いが,色んな人の力を合わせて,ぜひ協力しながら進めていきたい。これからは,いかに核兵器国を巻き込んでいくかが大切。バイデン新米国大統領がまもなく就任されるということで,元々,オバマ大統領の下で,核兵器廃絶に尽力されていたので,また力を再起動させてくれると思う。」との話がありました。
また,「県としても新しい取組として,センターを作ろうとしており,そこを基点に核抑止力の問題や若者の人材育成に取り組もうとしている。」との話もありました。
最後に白浜副理事長より,「核兵器禁止条約という歴史的な出来事を前にして,この問題を心に留めていただいたことに感謝するとともに,知事と私達の心が1つであることをさらに強く感じた。微力ではあるが,これからも知事をはじめ,県民,世界中で平和を祈る人達とともに,核兵器禁止条約に日本政府が1日も早く加盟することを祈りながら,活動を進めていきたい。今後とも知事がリーダーシップを発揮してくれることを心から期待している。」とのコメントがありました。
※ 広島県宗教連盟について:
1946年設立。広島県の神道,仏教,キリスト教の各宗教および各宗派からなる団体。毎年8月6日に平和公園内の供養塔前での諸宗教合同の供養慰霊祭等を行っている。
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