令和元年７月から開催したグローバル未来塾inひろしまの成果報告会が２月２日（日）に開催されました。

グローバル未来塾inひろしまは，高校生世代を対象に，国際平和を希求し世界的に活躍できる人材を目指していただくため，英語力，核軍縮や紛争解決などの国際的課題を学ぶプログラムです。

成果報告会では，受講生がプログラムを通して学んだことなどを英語で発表しました。

受講生の発表（抜粋）は次のとおりです。

１　国内研修

・「相手の側にたって考えなさい」という言葉が平和構築において重要であると感じた。

・現場の最前線で活躍する人から直接，講義を受けることで自分の視野を広げることができた。

２　宿泊研修

・違う国籍の人とのディスカッションを通して，広島に原子爆弾が落ちたという事実は知っていても，広島で何が起きたのかということについては知らないということを知った。自分とは違う視点を持つい人とディスカッションすることで核兵器廃絶に向けて異なる意見を知ることができた。

３　海外研修

・フィリピンの貧困地域を訪問し，貧困，不平等の現実を知った。

・貧困で学校に行けない子供がいることも事実だが，学校に行くことが必要だと思っていない大人や子供がいることをフィリピンに行って初めて知った。問題の原因には様々な側面があることを知れた。

４　若者ができることについて

・悲惨なことを繰り返さないために，歴史を学ぶこと，違いを認めることが大切。

・正しい知識をみにつけることが大切。広島では行われている平和学習を他県にも広げていき，議論し交流できる場を増やしたい。

・プログラムなどで知った情報と自分自身の考えを多くの人にシェアする。

５　夢について

・世界から教育を受けられない人をなくしたい。

・先生になって世界中の子供たちに教育を届けたい。

・防災や開発計画を学んで平和構築に携わりたい。

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