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国際平和拠点ひろしま

Future Leaders' Program 2021 - Report vol2グローバル未来塾inひろしま2021 研修だよりVol.2

オンライン交流を行いました。(ユニカセ・ジャパン,フィリピン・サイエンス高校)

  「グローバル未来塾inひろしま」では,海外の現地青少年・高校生と国際平和や国際的課題に関する意見交換を行う研修を行っています。今回の交流プログラムでは,フィリピンで活動するNPO法人ユニカセ・ジャパンのスタッフの皆さんや,フィリピン・サイエンス高校(PSHS)の皆さんとオンライン等によって交流を行いました。

 

11月28日(日)  「ユニカセ講演」 NPO法人ユニカセ・ジャパン

■ ユニカセ講演
 NPO法人ユニカセ・ジャパンの中村代表に講演いただきました。ユニカセでは,青少年育成事業,子どもの教育支援,女性の食育事業に取り組んでいます。フィリピンの貧困層の子どもたち,フィリピンと日本の違いについて学び,現地フィリピンとオンラインでつなぎ,現地でのユニカセの取組や,そこで働く現地青少年スタッフの方からお話を聞きました。

■ 青少年スタッフとの意見交換
 中村代表の講演後は,グループに分かれてユニカセ・ジャパン学生スタッフの皆さんと意見交換を行いました。また,フィリピンの現地青少年スタッフとオンラインを通して積極的に英語で質問を行い,現地スタッフの取り組みを知ることができました。

 

1月16日(日)  フィリピン・サイエンス高校(PSHS)

 フィリピン・サイエンス高校(PSHS)は,フィリピン科学技術省直轄の理系の中等教育学校です。 「グローバル未来塾inひろしま」では,毎年,海外研修のプログラムでフィリピン・サイエンス高校を訪問していますが,今年は新型コロナウイルスの影響により,オンラインでフィリピン・サイエンス高校の生徒たちと交流を行いました。


■ 日本・広島の紹介,フィリピン・サイエンス高校の紹介
 フィリピン・サイエンス高校の生徒たちと,お互いの文化や学校を紹介し,文化交流を行いました。塾生の皆さんは,準備した映像資料を使い,剣道や巫女舞,書道やけん玉などを紹介しました。フィリピン・サイエンス高校の生徒たちは,学校のクラブ活動の紹介やダンス,美しいコーラスを披露するなど,オンラインを通して大いに盛り上がり,交流を深めました。

 

■ グループ・ディスカッション,発表
 文化交流で親睦を深めた後,グループごとに設定したテーマについてディスカッションを行いました。テーマは,コロナ禍の学校,教育格差やジェンダー,環境問題等。ディスカッションにより出てきた意見と結論をまとめ,グループごとにプレゼンテーションを行いました。海外の同世代と英語を通して交流を深め,大変有意義な時間を過ごすことができました。

 

通塾研修(会場実施)が再開されました。(第6回~第8回)

「グローバル未来塾inひろしま」では,県内の新型コロナウイルス感染拡大に伴い,第2回以降の研修はオンライン開催に変更し実施してきました。感染状況が落ち着いた第6回から第8回は,各地から講師をお招きし,会場での対面実施を再開しました。長らくオンラインで受講してきた塾生は,同期生との再会をとても楽しみにしており,会場実施の再開に喜び,講師による生の講義や英語演習に熱心に取り組みました。

 

  講義内容 講師
第6回
11/7(日)
・英語演習⑩ 「英語スピーチ演習」 広島工業大学 三熊祥文教授
・英語演習⑪ 「Hiroshima Peace Park Guide」 三浦先生,永井先生,McGregor先生,Walter先生,Hougham先生,Howell先生
・英語演習⑫⑬⑭ 「平和記念公園フィールドワーク」
第7回
11/28(日)
・平和構築④ 「フィリピンから考える「平和」」  広島大学 関恒樹教授
・核廃絶④ 「核兵器廃絶に向けた市民の行動」 NGOピースデポ 湯浅一郎代表
・平和構築⑤ 「途上国の教育問題」 広島大学 池田秀雄名誉教授
・平和構築⑥ 「ユニカセ講演」 NPO法人ユニカセ・ジャパン 中村八千代代表
第8回
12/12(日)
・フィリピンサイエンス高校とのオンライン交流に向けた準備 広島大学 池田秀雄名誉教授
・平和構築⑦ 「原爆取材で知った海外との認識の違いと共通点」 NHK広島拠点放送局 出山知樹アナウンサー
・平和構築⑧ 「世界情勢と日本」 日本国際問題研究所 佐々江賢一郎理事長
・英語演習⑮⑯ テーマ:国際赤十字の活動,貧困と飢餓  三浦先生,永井先生,McGregor先生,Walter先生,Hougham先生,Howell先生

国際平和に関する講義

■ フィリピンから考える「平和」        【広島大学 関教授】

フィリピンの貧困や格差,紛争について学び,日本とフィリピンとの違いを考えました。講義の内容についてグループでディスカッションを行い,塾生同士学びを深めました。

 

 

 

 

 

■ 核兵器廃絶に向けた市民の活動  【NGOピースデポ 湯浅代表】

核兵器廃絶に向けた市民の行動について講義いただきました。ひとりひとりの行動が世界を変えることにつながることの重要性に触れ,塾生たちの行動力に期待を寄せられました。

 

 

 

 

 

■ 原爆取材で知った海外との認識の違いと共通点 【NHK広島地点放送局 出山アナ】

海外の人たちとの原爆ドームの模型作りの取材の実体験や,出山アナ自主製作の映画視聴を通して,貴重なお話を聞くことができました。

 

 

 

 

 

■ 世界情勢と日本 【日本国際問題研究所 佐々江理事長】

世界平和と広島,核兵器廃絶の動きについて,自身の米国駐箚大使のご経験に触れながら講義いただき,塾生たちと意見交換を行いました。

 

 

 

 

 

英語演習

  第6回の英語演習では,三熊先生による「スピーチ演習」を受講しました。また,午後には平和記念公園へ移動し,フィールドワークを行いました。平和記念資料館を見学した後,テキスト「Hiroshima Peace Park Guide」を片手にグループに分かれ,平和記念公園内にある多くの慰霊碑や建造物を巡りました。慰霊碑等の前でグループごとに英語による説明・ディスカッションを行いました。当日は大変天候も良く,気持ちよくグループワークに取り組むことができました。
 第8回は,Walter先生指導のもと,国際赤十字,貧困等をテーマにとした英語演習を行いました。ワークシートを使って直接書き込み,付箋を貼ったりと,グループごとで工夫をしながら取り組みました。未来塾も折り返しを過ぎましたが,塾生たちも演習を重ね英語力の向上を実感している様子でした。

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研修だよりVol.2

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