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国際平和拠点ひろしま

Hiroshima Report 20188.パキスタン ■NPT非締約国

評点/最高評点(評点率)

核軍縮

2/98(2.0%)

核兵器保有数は130~140発程度に漸増しているとみられる。短・中距離弾道ミサイル開発を進め、低威力・小型核兵器の保有も明らかにしており、核兵器の早期使用の可能性が高まるのではないかと懸念されている。TPNWの交渉会議には参加せず、条約にも署名していない。核実験モラトリアムを宣言しているが、CTBTには依然として署名していない。ジュネーブ軍縮会議(CD)では、兵器用核分裂性物質の生産禁止に焦点を当てた条約の交渉開始に引き続き強く反対した。兵器用核分裂性物質の生産モラトリアムも宣言していない。

核不拡散

18/43(23.3%)

IAEA追加議定書を締結していない。輸出管理制度の強化が図られてきたとされるが、厳格かつ成功裏に実施しているかは明確ではない。

核セキュリティ

18/41(43.9%)

法令整備や核物質防護措置の強化において、INFCIRC/225/Rev.5の勧告措置導入を進めている。不法移転の防止措置やキャパシティ・ビルディングへの貢献にも力を入れているほか、IAEAとの関係では2018年度の核セキュリティ基金への財政的貢献を表明するなど、積極的に関与している。


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