3.ロシア ■核兵器国
核軍縮 |
評点 4 |
最高評点 101 |
評点率 4.0% |
『ひろしまレポート2019年版』からの評点変化 -1.7 |
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核兵器は数的には削減傾向にあり、新戦略兵器削減条約(新START)の履行も継続し、その5年間の期限延長を提案した。極超音速滑空飛翔体のアバンガルド(Avangard)を配備に先立ち米国の査察官に視察させた。依然として6,500発の核弾頭を保有すると見られ、老朽化した戦略核戦力を更新すべくICBM及びSLBMの活発な実験・配備を実施してきた。極超音速滑空飛翔体、長距離核魚雷及び原子力推進巡航ミサイルの開発も注視されている。さらに、中距離核戦力全廃条約(INF条約)に違反した巡航ミサイルの開発・配備が疑われている。核軍縮関連の国連総会決議には軒並み反対し、とりわけ核兵器の非人道性や法的禁止に関する問題では厳しい態度が目立った。TPNWに反対し、署名していない。 |
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核不拡散 |
評点 35 |
最高評点 47 |
評点率 74.5% |
『ひろしまレポート2019年版』からの評点変化 0 |
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IAEA追加議定書を締結しているが、補完的なアクセスに関する規定はない。また、追加議定書の適用は自発的になされるべきだとし、その検証標準化には消極的である。アラブ諸国が提案した「中東非WMD地帯の設置に関する国際会議」の国連での開催を支持し、会議に参加した。 |
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核セキュリティ |
評点 19 |
最高評点 41 |
評点率 46.3% |
『ひろしまレポート2019年版』からの評点変化 0 |
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関連条約を全て批准完了しており、INFCIRC/225/Rev.5の勧告措置を導入している。2019年はロシアのロスアトム技術アカデミーがIAEA共同センターに指定されたほか、RIセキュリティ分野でのキャパシティ・ビルディングなど核セキュリティ強化のための国際的な取組に貢献した。 |