核軍縮 |
評点 27 |
最高評点 101 |
評点率 26.7% |
『ひろしまレポート2020年版』からの評点変化 -0.6 |
核兵器を漸進的に削減しており、2020 年代半ばまでに、運用可能な核弾頭数を120 発以下に、また全ストックパイルを180 発以下に削減する予定である。ヴァンガード級SSBN4 隻を建造中だが、技術的問題による建造の遅れや予算の超過が指摘されている。TPNW に反対し、署名していない。CTBT 検証システム発展や発効促進に積極的に取り組んでいる。また、核軍縮検証に関する共同技術開発を米国・ノルウェーとそれぞれ実施してきた。IPNDV にも参加している。核兵器に関する透明性も核兵器国のなかでは相対的に高い。日本提案の核軍縮に関する国連総会決議に共同提案国となり、賛成した。 |
核不拡散 |
評点 39 |
最高評点 47 |
評点率 83.0% |
『ひろしまレポート2020年版』からの評点変化 -2 |
補完的なアクセスに関する規定を含むIAEA 追加議定書を締結している。また、国内のすべての民生用核物質を保障措置下に置いている。輸出管理の実施をはじめ、引き続き積極的に核不拡散に取り組んでいる。2020 年には「プルトニウム管理指針」に基づく報告をIAEA に提出しなかった。 |
核セキュリティ |
評点 26 |
最高評点 41 |
評点率 63.4% |
『ひろしまレポート2020年版』からの評点変化 +1 |
すべての関連条約の批准を完了しているほか、INFCIRC/225/Rev.5 の勧告措置を導入している。また、核鑑識や核テロリズムに対抗するためのグローバル・イニシアティブ(GICNT)などの国際的な核セキュリティ強化の取組にも関与している。 |