Hiroshima Report 20231.中国 ■核兵器国
核軍縮 |
評点 11.5 |
最高評点 109 |
評点率 10.6% |
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5核兵器国のなかで唯一、核兵器の削減を含め実質的な核軍縮に取り組んでおらず、自国の核兵器削減プロセスへの参加を時期尚早だと主張している。保有する核弾頭数は漸増を続け、約350発と見積もられている。ICBM、SLBMを中心に核戦力の近代化も積極的に推進し、今後10年あまりで1,000発を超える核兵器を保有する可能性も指摘されている。TPNWに反対し、署名していない。CTBTは未批准で、FMCTに関する国連総会決議に反対した。兵器用核分裂性物質の生産モラトリアムも宣言していない。核兵器の先行不使用、並びに非核兵器国への無条件の消極的安全保証を宣言している。意図の透明性を強調する一方、核戦力など能力面に関する情報は一切公表していない。 |
核不拡散 |
評点 29 |
最高評点 47 |
評点率 61.7% |
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北朝鮮やイランの核問題に対して、国連安保理決議やIAEA決議の採択にたびたび反対した。IAEA追加議定書を締結しているが、補完的なアクセスに関する規定はない。輸出管理にかかる国内実施体制の強化、あるいは安保理決議で定められた対北朝鮮制裁の履行に従事してきたと述べている。しかしながら、その取組は依然として十分ではないとの指摘があり、対北朝鮮制裁決議への違反も報告されている。パキスタンへの原子炉輸出がNSGガイドラインに反しているとの指摘が続いている。2018年以来、「プルトニウム管理指針」に基づく報告をIAEAに提出していない。 |
核セキュリティ |
評点 18 |
最高評点 38 |
評点率 47.4% |
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核セキュリティ関連条約をすべて批准し、A/CPPNMの国内実施体制を確立している。新たな原子力施設についても最高水準の核セキュリティを適用している。核セキュリティ関連の技術革新への投資増加などを通じて能力構築を推進している。2017年にIPPASミッションを受け入れた。NSFに継続的に拠出している。原子力施設攻撃禁止についての明確な立場の表明は確認できなかった。 |