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国際平和拠点ひろしま

核兵器と安全保障を学ぶ 広島-ICANアカデミー 広島セッション 1日目

 ○ 1日目のプログラム

 ・オリエンテーション

 ・松井 一實 広島市長 表敬訪問

 ・被爆者 小倉 桂子さんによる被爆体験講話

 ・広島平和記念資料館 見学

 

 10月24日(火)、いよいよ広島-ICANアカデミー 広島セッションがスタートしました。この日から4日間に渡り、参加者が世界中から広島に集まり、対面で核兵器と安全保障について、学び、議論します。ここまで、5回に渡り実施したウェビナーで、参加者同士顔を合わせてはいましたが、実際に会うのはこの日が初めて。画面の向こうにいた仲間が目の前にいる喜びと緊張感が入り混じる顔合わせとなりました。

笑顔でスタートです!
開会のあいさつをする ICAN国際運営委員 川崎 哲 氏

 広島セッション初日は、まずオリエンテーションが行われました。

 開催に当たり、まず ICAN国際運営委員/ピースボート共同代表の川崎 哲 氏が、核兵器を巡る世界情勢を説明するとともに、「広島セッションを通じて、被爆地の視点を身につけ、それぞれの今後の活動に活かしてほしい」と参加者への期待を述べました。

 その後は、広島セッションで、何を学びたいかなどをテーマにグループディスカッションが行われ、参加者はアカデミーに対する意気込みや、母国で実施されている核軍縮に関する取組などについて共有しました。

 午後からは、松井 一實 広島市長を表敬訪問しました。松井市長より、広島市の平和の取組についての講義をしていただき、広島市が設立をリードし会長都市を務める「平和首長会議」等、広島市の平和への取組について学びました。

松井一實 広島市長との記念撮影の様子

 その後の質疑応答では、G7広島サミットの成果や課題、現在の世界情勢を踏まえた平和構築の方向性などについて、参加者から活発な質問が挙がりました。

広島市の平和への取組について説明する松井一實 広島市長
松井市長へ質問する参加者

 松井市長を表敬訪問した後、参加者は、広島平和記念資料館へ移動し、G7広島サミットにおける各国首脳への被爆体験証言をはじめ。国内外での証言を長年続けられている小倉桂子さんから被爆体験講話をしていただきました。

 小倉さんからは、被爆直後の状況や、終戦後に抱いた原爆犠牲者への罪悪感、被爆者として受けた差別に苦しんだ経験などについてお話をしていただきました。

 参加者からは、平和活動を積極的に行うようになったきっかけや、被爆後の経験で印象に残っていることなどについて、質問がありました。

 その後、参加者は平和記念資料館の見学を行いました。資料館に展示されている被爆した方々の遺品や、広島に実際に投下された原爆やその被害についての資料等の展示物を目の当たりにし、実際の被爆による悲惨な実態や被害のすさまじさといった、被爆の実相に触れました。

 テレビや本等で見聞きしていて、よく知っていると思っていた事柄ではあったが、実際に残された遺品に向き合うことで、知識と現実のギャップが埋まり、強い衝撃があった、と、参加者のひとりは述べました。参加者ひとりひとりに、それぞれ考えるものがあった様子でした。

 初めて訪れた広島の地で、これまで持っていた被爆のイメージが、実際の被爆者の話を聞いたり、実際に被爆しなくなった方の遺品や手紙等を見ることで、参加者の中に形作られてきたようです。

 広島県では、被爆者が高齢化する中,核兵器廃絶のメッセージの継続的発信を行うためには,次代を担う若者の果たす役割が重要であると考えていますが、そのような次代のリーダーとなってもらえるよう、広島で被爆の実相に触れていただくことを重視しています。

 あと3日、参加者へ様々な問題を投げかけていきますが、それぞれの中で消化し、自分なりの結論を見つけてもらいたいと思います。

 

その他の日の様子はこちら

ウェビナー・セッション
広島セッション

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