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国際平和拠点ひろしま

Peace Tourism「平和への思い」を巡る ピースツーリズムのルートを巡ってみました

広島市が取り組むHIROSHIMA PEACE TOURISM では,平和関連施設などが紹介されていますが,平和推進プロジェクト・チームの職員が実際サイトで紹介されているスポットを巡ってみました。

今回巡ったルート

広島県庁を出発し,福屋百貨店,広島アンデルセン,袋町小学校平和資料館,平和記念公園,本川小学校平和資料館を巡りました。所要時間は概ね2時間程度ですが,今回は平和記念資料館の中には入っていないため,平和記念資料館に入場する場合は,所要時間は3時間以上になります。

福屋百貨店 https://peace-tourism.com/spot/entry-44.html

福屋百貨店は,今でも百貨店として利用されていますが,昭和20(1945)年当時も百貨店として利用されていました。訪問した日には,被爆当時の外壁の一部が公開されていました。

福屋百貨店の歴史については、次のサイトからご覧ください。

https://www.fukuya-dept.co.jp/history/

広島アンデルセン https://peace-tourism.com/spot/entry-45.html

被爆前は銀行の建物として使用されていましたが,戦後に修復され広島アンデルセン(ベーカリー)として利用されています。2020年8月にリニューアルオープンしました。壁面の一部では被爆した壁が利用されています。

詳細はアンデルセンのウェブサイトをご覧ください。

https://www.andersen-group.jp/news/andersen-ibl/-2020811000.html

被爆した壁が使用されている壁面
袋町小学校平和資料館 https://peace-tourism.com/spot/entry-42.html

被爆直後は避難場所,救護所として使用されていました。内壁の一部には,安否を確認するための伝言が残されており,資料館内で見ることも可能です。入場無料。開館時間等はPeace Tourismウェブサイトをご覧ください。

平和記念公園 https://peace-tourism.com/spot/field/spotCat/10/

原爆ドーム,広島平和記念資料館など平和に関連した資料館や慰霊碑が数多くあります。皆さんが興味のある資料館,碑をめぐり平和への思いを感じてください。

本川小学校平和資料館 https://peace-tourism.com/spot/entry-41.html

袋町小学校同様,被爆直後は救護所として使用されていました。本川小学校の敷地内に設置されているため,入場の際には事務室にお声がけいただく必要があります。入場無料。開館時間等はPeace Tourismウェブサイトをご覧ください。

上記以外にも,ルートを巡る途中に被爆建物の一部が保存されている場所などを見つけることができました。平和という観点からひろしまを巡るとまた違った発見があると思います。被爆の実相を知り,核兵器廃絶への思いをぜひ感じてください。

Peace Tourismのサイトでは複数のルートが紹介されていますので,ぜひご覧ください。 https://peace-tourism.com/

ピースツーリズム
ルートを巡る途中で見つけた被爆建物の一部
(広島市中区本通3-10)

大正12(1923)年に鴻池銀行広島支店として建築された建物の一部が展示されています。

原爆投下当時は大林組広島支店があり、内部は全焼しましたが、倒壊は免れました。

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被爆建物・樹木を知る

原爆に耐え抜いた建物や樹木などを見ると、歴史的事実や被害の惨禍を知ることができます。 平和記念公園一帯は、被爆前は中島地区と呼ばれ、市内有数の繁華街としてにぎわっていましたが、爆心地から至近距離にあったこれらの地区は、原爆により壊滅状態となりました。

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被爆建物・樹木を知る(紙屋町・本通エリア)

紙屋町・本通地区は、被爆前も現在と同じように商店や商業施設、銀行などが立ち並び、多くの人が行き交う活気のある町でした。

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