もみ殻でつなぐ暖かなエコの輪
現在どのくらいのもみ殻がゴミとなっているかご存知ですか? 日本では毎年250 万トン、世界では 1 億トンのもみ殻が排出されています。トロムソはもみ殻からエネルギーとして利用可能な固形燃料「モミガライト」を作る機械「グラインドミル」 を発明し、国内を始め海外にも紹介しています。 造船技術を応用したグラインドミルは、固いもみ殻をすり潰し圧縮加熱の工程を経てモミガライトを製造します。薪炭の代わりの使用で、モミガライトは森林破壊の防止に益するエネルギーとなります。また、タンザニア始め多くのアフリカ諸国では約 90%の家庭で薪炭が使われ、これら地域では森林減少が深刻な問題です。米作が行なわれるこれらの国におい てはグラインドミルの活用により、モミガライトの利用が森林減少という課題に対して効果を示す可能性を秘めています。 今後は、より多くの国で使ってもらう為、機械の性能を上げコストダウンに取り組んでいきます。
SDGsポイント
株式会社トロムソは、今までもみ殻を原料とした固形燃料(商標名:モミガライト)を製造する機械を発明し た。その結果、未使用のもみ殻は薪炭に代わる燃料として利用することが出来るようになった。「グラインドミ ル」の作る「モミガライト」は薪炭の代替燃料とするこ とで、森林破壊の防止に有益な手段であると考えられる。このことから、私は株式会社トロムソが SDGs の目標 15 に取り組んでいると考えます。
株式会社トロムソ