日本の技術を世界に |
皆さんが何気なく見ている道路標識。この中には交通安全のための大切な情報が記載されています。また、昼間の視認性はもちろん、夜間でも見えやすい素材の利用や工夫がなされ、これらの日本の高い技術は世界からも注目されています。
株式会社日本パーカーライジング広島工場では、日本の道路標識の技術を学び、自国での交通安全のために役立ててもらうため、 開発途上国から参加するJICA 研修員を受け入れ、道路標識に係る日本の技術・制度について、標識製作工程の見学を中心とした研修を行っています。実際の素材を使用したミニチュア(A4 判程度)標識の製作体験を含むこの研修により、それぞれの国の事情に合致する標識を製作し、整備する際の参考にしてもらいたい、世界の道路交通事故を減らす手助けをしたいと考えています。
SDGsポイント
開発途上国では、急速な経済発展に伴い自動車交通需要が増大していますが、これに対応するための道路整備に関するノウハウがまだありません。日本の高い技術を世界に直接発信できることが、この取組の強みだと考えます。技術をそのまま押し付けるのではなく、それぞれの国で応用し、効果的・効率的な道路整備を検討するよう促すこの取組は、持続可能な開発を目指すものです。
株式会社日本パーカーライジング広島工場
広島市中区大手町2 丁目8-4 パークサイドビル9階
082-247-4227
https://www.hiroshima-parker.co.jp/