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創業当時からやってきていること
株式会社テクシードは、古くなった建物の調査や診断から改修、耐震工事など建物の再生事業を行っています。その中で建設業界の大きな課題である大量生産、大量消費、大量廃棄を抑制して、資源の枯渇や環境負荷を低減する循環型社会の実現に貢献しています。また、建築医学に基づく建物の劣化・耐震診断や、調査に対する確かな施工技術で安心安全で快適な生活を支え、住み続けられる街づくりの実現を目指しています。
快適な生活を支えるために
環境に配慮し、建物を造る際に必要以上の材料を使わないことでCO2の削減に貢献しています。また建物をリノベーションすることも、建設現場からのCO2大量排出の抑制につながります。リノベーションをする際には、お客様の生活スタイルを妥協せず細かい所まで聞くことで、住み続けられる家を提供することできます。その結果、資源の無駄を抑え、環境にも住む人にも持続可能な生活を支えることができると分かりました。そして、それがお客さんと長く付き合う秘訣であり、よいパートナーシップを築くのに大切なことであると感じました。
広島唯一の建物再生事業を、これからも
1つの事業でこれだけのSDGsの目標達成を目指せるのは、建築の調査から修繕を一括して行うテクシードならではだと感じました。
建物を建てる上で資材の大量消費は避けて通れないものだと思っていました。しかし、テクシードのように環境に配慮した建物再生事業で、資材の大量消費の抑制も可能であると知ることができました。建設業界以外にも、今の時代は大量生産や大量消費されている商品が数多くあります。今一度、目の前にあるものが環境にどれだけ負荷を与えているか考える、手に取ったら使い切るということが必要ではないでしょうか。
旧病院をリノベーションして造られた本社(左:Before、右:After)
取材者
原田ゆめの(安田女子大学・3年)
中津久瑠微(安田女子大学・3年)
帯刀萌花(安田女子大学・2年)
株式会社テクシード
広島市東区戸坂新町2丁目43-1
082-516-1070