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国際平和拠点ひろしま

株式会社新生

         原爆の記憶を風化させないためにできることを

SDGsのターゲット

被爆の実相を伝える建物や人々と共に,印刷業を通して被爆体験を学ぶ機会を幅広い世代に提供し,地域の発展に貢献する

 

SDGsの取組内容

広島は今、被爆者の方々の高齢化が進み、被爆体験を語る「語り部」さんが減少し、被爆体験継承の危機にあります。
原爆の記憶を風化させないためにも、次世代の私たちが、ここ広島から平和のメッセージを発信し続けていく事が求められています。今後、世界に向けて広島の歴史を発信していくにはどうしたらよいか。こうした背景から、誰もが平和のメッセンジャーとなれるツールとして 、「ヒロシマの記憶」を紹介したポストカードを作成しました。Vol.1 として原爆ドームの歴史を、Vol.2 として語り部 川野登美子さんのお話を盛り込んでいます。

原爆ドームの歴史について紹介
語り部 川野登美子さんのお話

このポストカードを使って平和について「思うこと」をメッセージとして添え、大切な方に送ることができます。また、このポストカードには折鶴再生紙「平和おりひめ」を一部使用しています。折鶴再生紙は原爆の子の像にささげられた折り鶴を再生紙として蘇らせたものです。この再生紙には平和を願う想いが込められており、その想いをつなぐ役目も担っています(このポストカードの売上金の一部を平和貢献事業へ寄付しています)。
ポストカードの他に、語り部 川野登美子さんの著書を朗読カードにし、学校など子供のいる施設へ配布を行っています。章ごとに川野さんからの設問があり、子供たちが考えながら内容を深く理解していけるようにしています。
弊社は昭和28 年、原爆孤児たちの養護施設内に職業訓練施設として印刷所を構えたのが始まりです。「新生」という社名は当時の子どもたちが「新しく生まれ変わる」の意で付けたものであり、現在も大切に受け継いでいます。事業として軌道に乗った頃から養護施設から独立し、現在も印刷業を営んでおります。また、2011 年よりエコアクション21 ※を取得し、社内でCO2 の削減に取り組んでいます。

※エコアクション21は、環境省が定めた環境経営システムに関する第三者認証・登録制度です。

SDGsに取り組むためのポイント

被爆体験継承は会社の成り立ちと地域課題を考えたときに、印刷という稼業を生かし地域へ貢献することはできないかと始めたのがきっかけです。
エコアクション21 では社会問題を事業活動に落とし込み、社内全体で取り組みを行っています。社内のみならず家庭でも続けて活動を行っています。
身近なことから始め、継続していくことで活動も広がっていくと考えています。

株式会社新生

広島市⻄区商⼯センター7-5-26

082-277-0788

https://shinsei-p.com/

 

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