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国際平和拠点ひろしま

Leaning from Hiroshima’s Reconstruction Experience: Reborn from the Ashes vol2おわりに

平成 20(1945)年 8 月 6 日の原爆の投下により,広島市は灰燼に帰し多くの医療施設,医療従事者を失い,被爆者救護は困難を極めた。しかしながら広島の医療の復興は,予想以上に早かった。それは戦時期に医療施設の建設,医師や看護婦などの養成の促進策が実施され,軍都広島においては,これまでに見られない医療の拡張が実現し,戦後にそれらのほとんどが不死鳥のように蘇ったこと,戦地に召集されていた若い軍医たちが復員し,情熱的に被爆者医療に取り組んだことなどに起因していたことが判明した。とはいえ明らかになったのは一部に過ぎず,多くは今後の研究に委ねられることになった。

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