パネル展「広島の路面電車」-写真で見る創業・被爆・現在-
広島県立文書館の平和への取組
広島県立文書館では、広島市民の生活の一部として定着している路面電車のパネル展を開催しています。今回の企画展は、平成15(2003)年の企画展「路面電車が語るヒロシマ−写真と資料で見る創業・被爆・復興−」を基に、現在の風景をまじえて再構成されています。
被爆直後の路面電車についてだけでなく、路面電車の創業期からの市内の風景もご覧いただけます。
開催概要
- 開催期間 令和2(2020)年7月10日(金)〜9月26日(土)
- 場 所 広島県立文書館(広島市中区千田町3丁目7−47)
被爆電車について
昭和20(1945)年8月6日に広島に投下された原子爆弾により甚大な被害を受けた広島ですが、路面電車もまた壊滅的な被害を受けました。路面電車を運行する広島電鉄の従業員約950名のうち約500名が死傷、123両あった車輌のうち108両が焼失・破壊されました。
しかし、懸命な復旧作業により被爆から3日後の8月9日には、一部区間で運転が再開されるなど路面電車の運行再開は市民の希望となりました。
現在でも被爆した車輌が3両あり、被爆電車と呼ばれ広島の街で走り続けています。被爆電車について紹介した記事をぜひ読んでみてください。
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