Hiroshima Report 2018(13)広島の平和記念式典への参列
8月6日に広島で開かれた平和記念式典には、80カ国とEU代表部からの参列があった。このうち、日本以外の本調査対象国の参列状況は下記のとおりである。
- 大使級:豪州、ベルギー、ブラジル、カナダ、フランス、インド、イスラエル、カザフスタン、ニュージーランド、フィリピン、パキスタン、ポーランド、英国、米国
- 大使以外:オーストリア、エジプト、インドネシア、イラン、韓国、ノルウェー、ロシア、UAE(このうち、オーストリア、エジプト、インドネシア、イラン、ノルウェー、UAEは、過去3年間に大使級による参列があった)
- 不参加:チリ、中国、ドイツ、オランダ、メキシコ、ナイジェリア、サウジアラビア、南アフリカ、スウェーデン、スイス、シリア、トルコ、北朝鮮(このうちチリ、ドイツ、オランダ、メキシコ、ナイジェリア、南アフリカ、スウェーデンは、過去3年間に1回以上の参列があった)
日本は様々な場で、「世界の指導者らの広島、長崎の被爆地訪問」を働きかけてきたが、2017年には、チェコ首相、バングラデシュ海外居住者福利厚生・海外雇用省大臣、バングラデシュ独立戦争省大臣、リトアニア外務大臣、ローマ教皇庁福音宣教省長官、ボスニア・ヘルツェゴビナ外務大臣による訪問が実現した190。
[190]「 広 島 市 へ の 海 外 か ら の 賓 客 訪 問 実 績 」 広 島 市 ホ ー ム ペ ー ジ、http://www.city.hiroshima.lg.jp/www/ contents/1416289898775/index.html。