2024年「ホロコースト犠牲者を想起する国際デー」追悼記念式典が開催されました
令和6年1月26日(金)福山市のホロコースト記念館で「ホロコースト犠牲者を想起する国際デー」追悼記念式典が開催されました。
式典には、リトアニアやポーランドをはじめとした10カ国から駐日大使などが参列され、広島県からは、玉井副知事が参加しました。
式典の開催に先立ちホロコースト記念館の大塚理事長より、「アンネ・フランクの父であるオットー・フランク氏との出会いがきっかけで記念館を建設しました、私たちは彼の平和への思いを今後も受け継いでいく責任があります。」とのご挨拶がありました。
式典では、盈進学園ヒューマンライツ部の生徒による館内の展示物の説明や、福山市立幸千中学校の生徒によるアンネのバラ園の説明がそれぞれ英語で行われました。また、生徒たちは参列者に向けて自身の平和への想いなどを伝えました。
式典の最後には玉井副知事をはじめ参列者によるスピーチが行われ、ホロコーストのような悲劇を風化させず、次世代に受け継ぐために、式典に参加した学生や記念館の関係者に向け、メッセージが送られました。
玉井副知事は「今回の式典に参加した学生のような広島の若い方々が平和を希求する取組をされていることを大変頼もしく、誇らしく思います。」と生徒や関係者の平和への取組をたたえるとともに、かつてチェコのテレジン収容所を訪問した際の経験も交えながら、自身の平和への想いなどを述べました。
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