本日から「2019核兵器と安全保障を学ぶ広島-ICANアカデミー」が開催しました。初日の様子を報告します。
11か国から参加した15名の参加者の内,半分以上は広島への訪問が初めての様子でした。参加者からは,「核兵器の非人道性と安全保障について学びたい」,「自分たち若者世代をどのように核兵器の問題に巻き込めばよいか考えていきたい」という声がありました。
オープニングでは,本県から,本県の取組である「海外研究機関との共同研究」,「核兵器廃絶をユニバーサルな価値として共有し,賛同者を増やす取組」,「次世代の人材育成」の三つについて紹介し,本プログラム参加者への期待を示しました。
また,ICAN国際運営委員の川崎 哲氏からは,「それぞれ考え方は異なるかもしれないが,原子爆弾が落とされた広島のリアリティを共有し議論することから始めましょう。」,そして「本プログラムでは相互で学びあい,インタラクティブな討論ができるようにしたい」という言葉がありました。
【参加者 15名(11か国)】
<内訳> 年齢:18歳~27歳,性別:男性5名,女性10名
グループ | 国・地域名 | 人数 |
核兵器国* | 米国 | 3 |
フランス | 2 | |
英国 | 1 | |
中国 | 1 | |
ロシア | 1 | |
小 計 | 8 | |
非核兵器国 | 日本 | 2 |
韓国 | 1 | |
ベルギー | 1 | |
ドイツ | 1 | |
オランダ | 1 | |
オーストラリア | 1 | |
小 計 | 7 | |
合 計 | 15 |
* 核兵器国はNPTに規定する核兵器国(中国,フランス,ロシア,イギリス,アメリカ)をさします。
【1日目スケジュール】
オープニング
平和公園,記念資料館視察
被爆者団体との交流
歓迎夕食会