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国際平和拠点ひろしま

世界を取り巻く核兵器の状況

 

 

世界の核保有国

現在,世界には13,400発の核兵器があるとされています。

最大の保有国はロシアで6,375発,次いでアメリカが5,800発を保有しており,この2か国で世界の核兵器の90%を占めていることになります。

イギリス,フランス,インドパキスタンも核兵器を保有しているほか,公式には否定も肯定もしていないものの,イスラエルもすでに数百発の核兵器を保有していると言われています。

 

1945年に広島(8月6日),長崎(8月9日)に原子爆弾が投下されてから76年以上にわたって核兵器は実戦で使用されてはいませんが,核兵器を巡る問題は緊張感を増していると言えるでしょう。

 

ひろしまレポート2021小冊子( https://hiroshimaforpeace.com/hiroshimareport/report-2021/booklet/)より

 

 

国際的な取り決め

 

核兵器については,いくつかの国際条約が存在します。

ここでは2つご紹介します。

 

核兵器不拡散条約

核兵器不拡散条約(Nuclear Non-Proliferation Treaty:NPT)は1968年に成立,1970年に発効しました。

この背景には,冷戦期に,①核兵器廃絶に関する交渉が進まなかったこと②核兵器の新たな取得を模索する国や核兵器を製造する潜在能力を持つ国が増えたことがありました。

NPTは,「まずは,核兵器の拡散を防止することが核兵器の廃絶につながる」という考えのもと,【核不拡散】【核軍縮】【原子力の平和利用】を三本柱としています。

 

ひろしまレポート2021小冊子( https://hiroshimaforpeace.com/hiroshimareport/report-2021/booklet/)より
ひろしまレポート2021小冊子( https://hiroshimaforpeace.com/hiroshimareport/report-2021/booklet/)より

 

 

核兵器禁止条約

 

核兵器禁止条約(Treaty on the Prohibition of Nuclear Weapons:TPNW)は,核兵器禁止の法的規範の確立を目指し,2017年に成立,2021年に発効しました。

この条約では,締約国による核兵器の開発,実験,製造,取得,保有,使用,威嚇を法的に禁止しています。

TPNWは,核軍縮の歴史において,非核兵器国と市民社会が積極的に主導して条約策定プロセスを進めた初めての事例です。

 

ひろしまレポート2021小冊子( https://hiroshimaforpeace.com/hiroshimareport/report-2021/booklet/)より

 

TPNWの署名・批准の最新の状況はこちらからご確認いただけます。

 

国際的な最新の動向

 

 

核戦争の防止と軍拡競争回避に関する5核兵器国の共同声明

2022年1月3日付けで,核兵器国であるアメリカ,ロシア,中国,フランス,イギリスの5か国が核戦争や軍拡競争を防ぐための共同声明を発表しました。

 

 

我々は,核戦争に勝者はなく,決してその戦いはしてはならないことを確認する。

我々のいかなる核兵器も,お互いの国家,あるいは他の国家を標的としたものではないことを再確認する。

我々は,全ての国家にとっての安全保障が損なわれずに,「核なき世界」を実現するという究極の目標に向け,軍縮の進展により資する安全保障環境の創出を,全ての国家とともに協力したいという我々の願望を強調する。

(一部抜粋)

 

 

共同声明に対する広島県知事のコメントはこちら

 

ロシアのウクライナへの軍事侵攻の開始

 

2022年2月24日(日本時間)に,ロシアがウクライナへの軍事侵攻を開始。また,その4日後の27日には,核戦力を含む核抑止部隊を特別警戒態勢としたことを受け,広島県知事のほか,国内の自治体の長などがロシアのプーチン大統領に対し,抗議文を発出しました。

 

広島県知事の抗議文はこちらからご覧いただけます。

 

 

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