UN75 in Hiroshima国際平和のための対話イベント「UN75 in Hiroshima」
2020年は,被爆75年であるとともに,国際連合(国連)創設75年にあたる年です。国連はこの年を記念して,世界の人々に対し,未来に関する対話を促しています。
この度,この取組に呼応し,また,国連の開発目標であるSDGsやグテーレス事務総長が発表した「軍縮アジェンダ」の前進を目指し,公募によって選ばれた参加者と中満泉氏(国連事務次長 兼 軍縮担当上級担当)が議論を行う国際平和のための対話イベント「UN75 in Hiroshima」 を開催します。この模様は、ライブ配信し、議論の様子を聴講することができます。
ついては,このイベントへの般聴講者を募集します。
議論を行う参加者及び一般聴講者の応募を締め切りました。たくさんのご応募ありがとうございました。
参加者のレポート(上別府さん)を見る。 参加者のレポート(メアリー・ポペオさん)を見る。
(背景)
2015年9月の国連総会で,持続可能な社会をつくるために,私たちが実現していく普遍的目標である持続可能な開発目標(SDGs)が採択されました。私たちは,2030年までに持続可能な社会をつくるために,私たちの世界が直面する喫緊の環境,政治,経済の課題に取り組んでいます。しかし一方で,世界では,軍事費が増大し,軍備競争が加速しており,SDGs達成に向けて貧困に終止符を打ち,健康と教育を促進し,気候変動に対処し,地球を保護するための取組に必要な支出はなされていません。
こうした中,2018年5月,アントニオ・グテーレス国連事務総長は新たな軍縮アジェンダを発表されました。この軍縮アジェンダには,軍縮に特に関わりの深いSDGsとして,目標3「すべての人に健康と福祉を」,目標4「質の高い教育をみんなに」,目標5「ジェンダー平等を実現しよう」,目標8「生きがいも経済成長も」,目標11「住み続けられる街づくりを」,目標16「平和と公正をすべての人に」が挙げられています。
≪参考≫
- SDGs (https://www.unic.or.jp/activities/economic_social_development/sustainable_development/2030agenda/)
- グテーレス事務総長による演説 (https://www.unic.or.jp/news_press/messages_speeches/sg/29151/)
- 軍縮アジェンダ全文(https://www.un.org/disarmament/sg-agenda/en/)
- 軍縮アジェンダ(要約(仮訳))( https://hiroshimaforpeace.com/sg-agenda/ )
このイベントでは,これら軍縮と関係の深いSDGsについて,両者の関係性や現在の状況,未来のあり方について皆さんと一緒に考えていきたいと思います。
グテーレス国連事務総長も,その演説の中で,今日の厳しい状況について訴え,この世界に変革をもたらす若い世代の方々を最も重要な力として期待されています。
※【UN75】
- 国連は,国連創設75周年を記念し,2020年1月,UN75を発足させた。
- UN75は,私たちが多くの課題に直面する中,いかにしてより良い世界を構築できるか,未来に関する対話を,あらゆる人があらゆる場所で行うことをグローバルな規模で後押ししていく取組である。
- グテーレス国連事務総長は,「私たちが奉仕すべき全世界の人々により良い成果を届けられるようにするためには,皆さんの意見や戦略,アイデアが必要です。」と述べ,UN75に声を寄せるよう,世界各地の人々に訴えている。
- UN75で生まれた見解やアイデアは,グテーレス国連事務総長が2020年9月21日の国連創設75周年記念ハイレベル・イベントで,世界のリーダーと国連のシニアレベルの幹部に提示することになっている。
UN75について 国連広報センターホームページ
https://www.unic.or.jp/activities/international_observances/un75/
【開催概要】
(1)主 催 広島県
(2)協 力 外務省,公益財団法人広島平和文化センター,国際連合広報センター(UNIC)
(3)後 援 国際連合訓練調査研究所(UNITAR)
(4)開催日 令和2年8月6日(木曜日)13:30~15:30(予定)
(5)開催場所 エソール広島(公益財団法人広島県男女共同参画財団)(広島市中区大手町一丁目2-1 おりづるタワー10階)
/または各拠点からオンライン参加
※一般聴講者はオンラインからの聴講となります。
(6)テーマ 「SDGsの実現のために軍縮がどう貢献できるか」
(7)対話相手 中満 泉氏(国連事務次長 兼 軍縮担当上級代表)
(8)モデレーター 秋山 信将 一橋大学教授
(8)参加者
国内在住者 10名程度
「UN75 in Hiroshima」では,SDGsの実現のために軍縮がどう貢献できるかについて議論します。これについて,参加者自身が英語で考えをまとめ,発言し,提案を行います。
※本イベントの開催形式については,新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から,直接対話形式からオンラインでの対話形式へ開催形式が変更となる場合があります。この場合,参加者は自宅からオンラインでの対話形式による参加となります。
※本イベント開催後に,イベント参加を通した感想文の提出,SNSでの発信,報告会による報告などをお願いする場合があります。
参加者募集について
*受付は終了しております。たくさんのご応募ありがとうございました。
【募集要項】
〇募集人数
10名程度
〇応募要件
次のいずれにも該当すること
(1)開催日に日本に在住していること
(2)平和な世界の実現(国連の活動,核兵器の廃絶,SDGsなど)について高い興味・関心を有していること
(3)英語による積極的なディスカッションができること
(4)パソコン及びインターネットが利用できる環境にあること
〇応募方法と締切(参加者の応募は終了しました。たくさんのご応募ありがとうございました。)
(1)応募方法
以下の書類を,広島県地域政策局平和推進プロジェクト・チームに,応募フォーム(または郵送)により送付。
① 参加申込書(様式は以下からダウンロードできます)
② 提案「SDGsの実現のために軍縮がどう貢献できるか」(英語1,500 words程度)
国連や国際社会への要望ではなく,軍縮の推進を通じたSDGsの実現のために,誰がどのような取組をすればよいのか等,具体的な行動の提案を期待します。
③ 英語力を証明する書類のコピー(実用英語技能検定,TOEIC,TOEFLなど。取得している者のみ。)
(郵送時の送付先)
広島県地域政策局平和推進プロジェクト・チーム
〒730-8511 広島県広島市中区基町10-52
TEL 082-513-2368 FAX 082-228-1614
(2)締切
令和2年7月17日(金曜日)17:00(日本時間)必着
〇選考方法等
(1)第1次選考(書類審査)
参加申込書の応募動機,自己PR,提案「SDGsの実現のために軍縮がどう貢献できるか」(英語)について審査し,結果を令和2年7月23日(木曜日)までに,応募者全員にメールにより通知します。。
(2)第2次選考(英語面接)
第1次選考合格者のうち,以下により英語面接を実施します。
・実施日:令和2年7月25日(土曜日)から令和2年7月26日(日曜日)
(予備日:令和2年7月27日(月曜日))
・実施方法:Skype等によるオンライン面接
※詳細は(1)の結果と併せて通知
(3)最終審査
上記(1)(2)の結果を踏まえ審査し,合格者を決定します。
(4)合格者発表
令和2年7月28日(火曜日)までに,(1)の合格者全員にメールにより通知します。
なお,本イベントがオンラインでの対話形式となった場合,合格者は,ネット環境等の事前テスト(7月中に個別実施)とリハーサル(8月4日(火)に全員実施)を行いますので,参加をお願いします。
(5)決定の取消し
参加決定後であっても,参加者として不適当な行為や健康上の事由が生じたときは,参加資格を取り消すことがあります。
〇参加費
・主催者が負担する経費
(1)宿泊費:イベント開催時の広島市での宿泊(県内:8/6 県外:8/5・8/6,必要と認められる場合のみ,県内在住者1泊,県外在住者2泊を限度に指定宿泊施設を利用可能)
(2)食事代:イベント開催時の朝食(1回),昼食(1回)及び夕食(1回)
(3)交通費:会場までの旅費(県の基準により算定)
(4)その他:資料代,視察費(入館料等)
※各経費は,広島県が算定した額。
・参加者が負担する経費
開催期間中の個人的に必要な経費 (疾病または事故による治療費など)
一般聴講者募集について
*受付は終了しております。たくさんのご応募ありがとうございました。
このイベントは,公募によって選ばれた参加者と国連軍縮担当上級代表の中満泉事務次長が,軍縮と関係の深いSDGsについて,両者の関係性や現在の状況,未来のあり方についてディスカッションを行います。申込者はオンラインを通じてイベントを聴講できます。
※日英同時通訳あり
(同時通訳は音声で提供されます。聴覚サポート等が必要な方は,申込時の要望欄にご記入いただくか,下記のお問い合わせまでご相談ください。)
※プログラムの詳細が決まり次第随時ウェブサイトにてアップします。
※本イベントの開催形式については,新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から,直接対話形式からオンラインでの対話形式へ開催形式が変更となる場合があります。
※視聴方法は申込者に別途通知します。
【締切】8月3日(月)17時まで
このページに関するお問い合わせ先
広島県地域政策局平和推進プロジェクト・チーム
住所:〒730-8511 広島県広島市中区基町10-52(広島県庁本館3階)
Tel:082-513-2366
Fax:082-228-1614
Eメール:chiheiwa@pref.hiroshima.lg.jp
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