本日から各国大使等の講義が始まりました。駐日ドイツ主席公使からは,CTBT(包括的核実験禁止条約)での経験や,ドイツのNATO(北大西洋条約機構)の一員としての立場,米国との関係について伺いました。
駐日カザフスタン大使からは,セミパラチンスク核実験場での被曝の経験から,核兵器や核実験への反対運動に積極的に取り組んでいることやセミパラチンスクでの経験がその後の中央アジアの非核兵器地帯の設置にもつながっていることを伺いました。
また,外務省(日本)からは,唯一の被爆国として核軍縮に取り組んでいることを伺いました。核兵器と非核兵器国,両者の協力を促すことにより,また安全保障環境を考慮しながら,核軍縮の実質的な進展に向けた働きかけをしていきたいと考えているそうです。
ロシア臨時大使からは,国際社会での核兵器をめぐるロシアの立場や見方について伺いました。
【6日目スケジュール】
NPTと核兵器禁止条約
ドイツ主席公使
政府への対応
キャンペーンとメディア
カザフスタン大使
外務省軍備管理軍縮課長
ロシア臨時代理大使
将来の核秩序