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国際平和拠点ひろしま

株式会社テレビ新広島(大学生によるSDGs取材レポート)

  

 

チームテレビ新広島 社員みんなでSDGs!

テレビ新広島では、さまざまなSDGsの活動を行っています。番組内でSDGsについて放送するだけではなく、社としても環境問題を解決するための取り組みを行っているので、一丸となってSDGsを推進している企業だと取材を通して感じました。
その一例として、株式会社シンギが開発したサトウキビ由来の「お好み焼き用バガスモールド容器」をTSSが宣伝しており、SDGsの達成に向けて共に取り組んでいます。ワンウェイプラスチックが削減でき、この容器は紙を使用していないので、森林を破壊せず環境にやさしいです。
さらに周知を図るため、商品をテレビ番組でただ紹介するだけではなく、番組内で実際に使うコーナーを作ればよいと考えました。そうすれば、視聴者の方に実用性や機能性がもっと伝わると思いました。

 

エコな容器 バガスモールド

地元企業との共同開発

「西村キャンプ場」という番組は、お笑いコンビ・バイきんぐの西村さんがキャンプを楽しむだけではなく、地元の企業と共同開発してオタフクソースとコラボしたソースを発売したり、地元の食材でキャンプ飯を作るなど、地産地消の促進に貢献している番組です。
普通のテレビでは作った料理と撮影用の料理の二つを作りますが、この番組では、西村さんが作った料理を撮影して食材が無駄にならないようにしています。番組を立ち上げた編成部・部長の栗原さんに話を伺いましたが、ご自身もこの番組を通して料理をするようになったりと、食に対する意識が変わったそうです。
取材を通して、栗原さんの「キャンプ自体がSDGs」という言葉が印象に残りました。キャンプには、自然に触れ合うことやごみを出さないように工夫するなど自分たちにできる取り組みがあると思いました。

 

「キャンプ自体がSDGs」と語る栗原さん

コロナ禍でも届けたい子供たちの学び場

「わんぱく大作戦」というプロジェクトでは、農業や釣り、料理など、子供たちの「挑戦」「冒険」「発見」を応援するための様々なプログラムを行っています。班で協力するので最初は緊張していた子供たちも楽しむことができ、体験を通して学んだり心の面で成長することができます。
コロナ禍で屋外・大人数のプログラムを実施するのがなかなか難しかったそうですが、料理やトレーニングなど、子供たちが家の中で出来たことを動画にして送ってもらう「おうちでチャレンジ」を実施し、CMにして放送したそうです。現在は、屋外プログラムも参加人数を減らしながら徐々に再開しています。
プログラムに参加することが難しい子へも学びの場を届けるために、社員の方が学校に出向いてSDGsを楽しく学ぶ授業を行ったら良いと考えました。子供たちの自発的な発言や考える力につながると思います。

 

コロナ禍に対応したプログラム

取材者

片山愛珠 (安田女子大学2年)

木村華子 (安田女子大学1年)

基本情報

株式会社テレビ新広島

広島市南区出汐二丁目3番19号

082-255-1111

https://www.tss-tv.co.jp

 

 

 

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