令和元年度(第4期)の研修概要
研修修了生の声
令和元年度の研修を終えた修了生(第4期)からは,次のような感想をいただきました。
●我々は広島に住む者の義務として,記憶と遺産をのちの世代に伝えなければなりません。未来を担う若者として知識と議論から平和な世界を希求したいと思います。
●このプロジェクトを通して,私は平和のためには教育が最も重要だと思いました。
●未来塾での素晴らしい日々は,私に思いもよらない視点や,変えることのできない経験をくださいました。
研修内容
開講式 (第1回(7月28日))
講話 「国際人材の未来像」 池田 秀雄 塾長(広島大学誉教授)
●広島大学名誉教授の池田秀雄塾長から,日本と世界の歴史に加え,近年の世界情勢についてお話しいただくとともに,将来,国際平和人材として活躍していくためにグローバルリーダーになるための資質についてお話しいただきました。
通塾研修(第1~7回(7月28日~1月19日))
国際平和(核兵器廃絶,復興・平和構築)
●核軍縮・不拡散,復興・平和構築分野の第一線で活躍されておられる大学教員や研究者などによる講義を受講しました。核兵器廃絶分野については, 「核問題(核軍縮・核不拡散・核セキュリティ)」,「核兵器廃絶に向けた市民の活動」などの講義が行われました。復興・平和構築分野については,「広島から平和を考える」,「国際協力」,「途上国の教育問題」,「紛争後の緊急支援(難民,NGO)」,「フィリピンから考える「平和」」,「世界における国連の役割,人権・人道問題」などの講義が行われました。 また,湯﨑知事も「広島から核兵器のない平和な世界の実現に貢献できる人材を目指して」をテーマで講義しました。また,受講生も,疑問点などを講師に積極的に質問していました。
英語
宿泊研修(ひろしまジュニア国際フォーラム(8月20日~23日))
●海外からの高校生等と国際平和についてのグループディスカッションや平和記念資料館視察,被爆体験証言聴講などを通じて「核兵器のない平和な世界の実現」に向けたメッセージを世界に発信しました。
海外研修 (1月5日~11日)
● 国内研修での学びを生かすことを目的に,フィリピンマニラ首都圏で海外研修を行いました。平和構築や国際協力の実務者や活動現場を訪問(アジア開発銀行,JICAフィリピン事務所,国際交流基金マニラ日本文化センター,NGOユニカセなど)しました。また,現地高校生(フィリピン・サイエンスハイスクール)と平和・文化に関する史跡などを訪問するとともに,国際平和や世界的課題について意見交換を行いました。
●海外研修中,受講生はFacebookにて随時投稿を行いました。
https://hiroshimaforpeace.com/gmirai/overseastraining/
成果報告・修了証書授与(2月2日)
また,発表後に修了式を行い,修了証書が授与されました。
≪発表の概要≫
第4期研修の様子(受講生による報告レポート)
核問題(核軍縮・核不拡散・核セキュリティ):講師 日本国際問題研究所 戸崎洋史
核兵器廃絶に向けた市民の活動:講師 NGOピースデポ共同代表 湯浅一郎
紛争後の緊急支援(難民・NGO):講師 文教大学兼任講師 渡部真由美
研修の様子はこちらから
過去の研修の様子
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