株式会社　西日本ファシリティー（大学生によるＳＤＧｓ取材レポート）国際平和拠点ひろしま〜核兵器のない世界平和に向けて〜

株式会社　西日本ファシリティー（大学生によるＳＤＧｓ取材レポート）

全てはお客様とこれからの世界のために

環境を良くすることはもちろん、SDGsの取り組みとして誰もが自分らしく生きられる社会を目指す、そんな会社があります。それは広島県福山市にある西日本ファシリティー。ビルの総合管理の業務をはじめとし、環境衛生や設備、警備など様々な業務を行っています。「その場で解決・その場で回答」をモットーにお客様のことを第一に考えています。各管理会社に頼まずとも１つの会社で解決できる西日本ファシリティーは、お客様との信頼関係を築く過程で、お客様の「あったらいいな」を形にしながら業務を行ううちに、ワンストップで管理を行える会社へと発展しました。

働きやすさへの第一歩

障がいを持つ方々に対し、清掃作業を担う社員が現場にて実務研修を行い、就労のサポートをしています。社員同士で補い合い、個人の特性を生かす職場環境を実現しています。
また、男性が多いと思われる正社員の数も約50％が女性です。能力によって社員を評価し、障がいの有無に関係なく、また男女の壁、正社員と短時間労働者の壁などもなく、誰もが平等に働くことのできる会社を目指しています。
これらの取り組みで、誰もが働きやすい職場を実現することができるなら、その方法で誰もが暮らしやすい社会を実現することができると考えます。西日本ファシリティーの取り組みは、そんな世界を作る第一歩になると感じました。

人がいる限り、建物がある限り、、、

エッセンシャルワークであるビルのメンテナンス業務は、リモートワークが難しく現地での作業が求められます。人材確保をはじめとし、社員の高齢化対策と、若者が入社しやすい環境づくりが今後の課題です。テクノロジーを駆使して社員の負担を減らすことや、「この会社があるからこそ今の私たちの生活がある」と思ってもらえるように普段は表に出ないような業務を広めることが大切です。
人口減少が課題である日本では、今あるビルや建物の数も減っていくと思われます。しかし、人がいる限り建物は無くなりません。そして、建物がある限りビルのメンテナンス業は必要とされ続けます。お客様を大切にそれぞれのニーズに合った業務をこれからも行い続けるという西日本ファシリティーの強い思いを感じることができました。